日本でアメックスからデルタの提携カードが発行される前に、
じつはアメリカで同様のカードが発行されてました。
デルタの日本語のページでも、デルタアメックスカードの特典紹介ページがあります。
http://goo.gl/VBalN
日本語のページですが、ここで紹介されているカードは
アメリア本国で発行されているカードです。
ちなみに、アメリカで発行されてるカードはアメックスのみ。
ベーシックグレード、ゴールド、プラチナ、リザーブ
の4種類。日本にあるのは下の2つのグレードです。
どれも(というか、ベーシックグレードは現在公式ページで申込みサイトが見つからず)
直接オンラインで申し込みが可能です。
ゴールドは95ドル(初年度無料、アメックス・ゴールドは125ドル)
プラチナは150ドル
リザーブは450ドル(アメックス・プラチナと同額)
しかし、内容を確認してみると日本のカードに付いている特典は
どちらかと言うと上位のカードに近いです。
デルタから直接チケット等を購入するとマイルが2倍貯まるほか、
プラチナ、リサーブカードは MILES BOOST と呼ばれる
ボーナスマイル付与のシステムがあります。
プラチナは25,000ドルで、10,000マイルと、MQM、50,000ドルでもう10,000マイルとMQM、
合計20,000マイル、MQMを獲得。
リザーブは30,000ドルで15,000マイルと、MQM、60,000ドルでもう15,000マイルと、MQM、
合計30,000マイル、MQM獲得。
25,000ドル決済することで、メダリオン資格取得必要ドル (MQD) の必要条件免除になるので
一石二鳥というか、むしろこのカードを使ってもらうための戦略?にも見えます。
このMILES BOOSTというシステムは日本では名称が変わってるものの、
カードご利用ボーナスマイル という名前で同じシステムが入ってますよね。
日本でもベーシックのカードでは100万円で3000マイル、
ゴールドは100万円で5000マイルとMQMそれぞれ3回まで。
日本と違ってデルタの路線網が多いわけですから、上級会員を付与しなくても、
アメリカならゴールドメダリオンにも到達しやすいのかもしれませんね。
また、日本と違って米系航空会社のラウンジアクセスは基本的に
クラブ扱いなので、クラブ会員(ラウンジ会員)でないと入れません。
デルタのリザーブカードであればそのメンバーシップも付帯します。
一方で、同じ値段のプラチナカードはデルタ以外にもアメリカン、USエアウェイズ
のラウンジアクセスもあるので自由度が高いですね。
噂(?)レベルのはなしなのかもしれませんが、
アメックスはANAとの提携カードにプラチナを出すとか出さないとか。
デルタはすでにもう実績があるので出すんですかね?
ちなみに提携でないアメックス・プラチナカードも、
キャセイパシフィックや、ホテルチェーンの上級会員ステータスが付くらしいので、
ボーナスマイル以外、提携カードの旨味は減ってるのかもしれませんね。
もちろん、プラチナカードなので、年会費もドカンとあがりますけど。
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