2018年2月17日土曜日

米系航空会社のサービス改善

太平洋路線では、日系か米系を主に選択することが多いかと思います。
日本の利用者からすると、日系のほうがハード、ソフト共に良く
サービスレベルに差を感じるのが理由だそうです。
一方で、最近個人的にUnited,Deltaと乗った際に感じた点、
ニュースリリースで発表された点をいくつかまとめてみました。

・ビールのセレクション
UnitedでワシントンDCへエコノミーを利用した際に、ビールのセレクションが
日本のメーカーとアメリカの大手+クラフトビールとなっており、驚きました。
おそらくCAの方々は日本の方には日本のビールを勧め、アメリカの方には
アメリカのラインナップを紹介していたようですが、日系の選択肢よりも多かったと記憶しています。
サミュエルアダムスのウィンターエール他
例えばANAの場合、アメリカのクラフトビールはニューヨーク路線でのみビジネスクラス以上で
提供されているのみです。(銘柄はブルックリンラガー)

また、Deltaのシカゴニューヨーク線に搭乗した際にも
かなりの種類のビールを搭載していた様でした。
(全てを聞き取れませんでしたが、機内ではIPAとペールエールをもらいました)
日本の国内線ではANAの場合、有償でおつまみとのセットで地ビールは一種類取り扱っていたと記憶しています。

・アメニティの充実
1.スリッパ
Deltaは太平洋路線でスリッパの提供をしています。私は自分で使い捨てのスリッパを
持ち歩いているのですが、機内で配布されればそれを使って旅行期間中利用できるので重宝します。
2.スパークリングワイン
最近Detaは機内食の無料アルコールにスパークリングワインを追加しました。
こちらも、JAL、ANA共にプレミアムエコノミー以上で提供されるドリンクです。
3.ネットの一部アプリでの利用を無料化
Deltaは機内インターネット接続サービスと、一部のチャットアプリに限り無料化しました。
機内で連絡を取る手段として提供してようで、国際線で連絡無料で取る手段があるのは便利だと思いました。
(ただし、通常のネットブラウジングは有料。一方で日系は国内線のネット接続を無料化しつつあります。)
4.有名シェフのコラボ機内食
Deltaはプレミアムエコノミーの乗客に対しても、和食についてはコラボ機内食を提供すると発表しています。
JAL、ANA共にプレミアムエコノミーの食事は基本的にエコノミーと一緒なので、機内食でも差別化が進んでいます。