2019年7月17日水曜日

MileagePlusセゾンプラチナカード・ MileagePlusセゾンゴールドカードの特典拡充

Unitedのマイレージプラス会員にはメールがあったかと思いますが
MileagePlusセゾンプラチナカード・ MileagePlusセゾンゴールドカードの特典が
拡充されたとことが発表され、HPでも特設ページが設けられています。

https://www.saisoncard.co.jp/mileage/1905revise/new_services.html

セゾンカードより一般、ゴールド、プラチナの3種類がありますが、
今回特に特典が拡充されたのがプラチナカードです。

・ユナイテッドクラブ・パスの発行(2枚/年)
・マイル購入時に1割引(ゴールド共通)
・マイルの有効期限廃止
・特典航空券枠の拡充(ゴールド共通)
・機内優先搭乗

・ユナイテッドクラブ・パスの発行
ユナイテッドクラブ・パスはアプリを通じて2枚配布されるようです。
既に他社のカードであればダイナースのスカイマイルカードでは年3枚、
三井トラストクラブ・プラチナカードでは年6枚配布されるなど
特典としては目新しさはありませんが、ユナイテッド便が使いやすくなることは
間違いないと思います。
同行者の扱いや、さらにクラブを利用する場合の価格などは特に出ていませんが、
プラチナのグレードなので何らかの割引を期待したいところです

・マイル購入時に1割引
これはオンラインで購入する場合に常に1割引で購入できるという特典です。
特典航空券まであと少しというときに効果を発揮するのではないでしょうか。

・マイルの有効期限の廃止
ユナイテッドのマイレージプラスは18ヶ月以内にマイルの増減があればその時点から
18ヶ月間が有効期限となるため、基本的にクレジットカードを使っている限りにおいては
有効期限がないものと同等かと思いますが、カードを使わなくても有効期限がなくなるという
珍しい特典かと思います。JAL、ANAの最上級会員はマイルの有効期限がステータスを
保持している間はなくなるのでそれに近いイメージかもしれませんが、
プラチナカードを持って決済に使わないことはあまり考えられないと思うのですが、
どうなんでしょう。

・特典航空券枠の拡充
残席がある限り特典として利用可能なEveryday Awardsの枠が一般の方より拡充される
とのことですが、どの程度広がるのかはよく分かりません。いずれにせよ、マイルがたくさんあるが
使えないということはなくなるという理解でよいと思います。

・優先搭乗
これは一般のひとに先駆けて搭乗できるということらしいのですが
どの搭乗グループになるのかはよく分かりません。
説明を解釈するとグループ3の最初に搭乗できるようにも読めますが、
実際の運用を始めてみないと分かりませんね。
海外では、クレジットカードを作ると受託手荷物1点無料、優先搭乗付与等が
一般的な特典として挙げられるのでそれを日本に持ってきたともいえます。
優先搭乗が個別の特典としてクレジットカードに付与されるのは初めてではないでしょうか?
(デルタ・アメックスのゴールドカードにはゴールドメダリオンが付帯しますが、
それは上級会員のサービスが全て付帯するので少し異なると思います。)

プラチナカードを持つ人が本当に使うサービスかは分かりませんが、
ユナイテッドのエコノミーをよく利用する人であれば利用価値があるのかもしれません。
ただし、ある程度フライトをこなす人であればエアラインのステータスもあると思いますので
どちらかと言えばマイレージプラスのプレミアゴールドに届かない程度のフライト数
の人向けな気がします。

2019年7月12日金曜日

Delta American Express Gold Cardの制度変更でなくなった特典

デルタとアメックスの提携カード、
当初はあったサービスが、制度変更等によって無くなったものもあります。

アメックストラベルデスク(HISに委託)
これはデルタアメックスの制度変更前に変わりましたが
アメックスがもっていたトラベルデスクがHISに委託する形に変わりました。
以前は航空券の手配もお願いしておりましたが、
HISは手数料を基本的に徴収するので全く使わなくなってしまいました。

今は数々のオンラインツールによって最適なフライトを自分で絞り込めるので
あまり悩まなくてもよくなったのかもしれませんが、
チケットを予約後直ぐに発券せずに検討する猶予があるケースが多かったので重宝していました。

航空会社によっては一週間程度の間、運賃をキープする制度をはじめるところも
出てきていますが、基本的に有料のサービスです。

カード利用ボーナス(100万円毎に5,000マイル+5,000MQM)
一番大きいのが、100万円毎にもらえていたボーナスが廃止されたことです。
そこまで決済する利用者が多くなかったのでしょうか。

このボーナスはデルタ航空のステータス獲得用のステータスマイルとしても
加算されたので、フライトに乗らなくてもある意味フライト実績が貯まるという
不思議なカードでした。
(アメリカで発行している同様のカードでもMQMが決済額に応じて付与される様です)
残念ながら日本ではMQMがステータスをさらに上げる素材にならなかったのか、
MQM付与も同時に廃止されてしまいました。

もとからこのカードの特徴ではありますが、スカイチーム加盟エアラインに
積極的に搭乗するのでなければ持つことに意味はないかもしれません。