2014年10月29日水曜日

アメリカン、ジェットスター・ジャパンがコードシェア

ジェットスター・ジャパンは、既に日本航空と
コードシェアしてますが、アメリカン航空とも
コードシェアを行うことが発表されたようです。
当初予定していたカンタスとのコードシェアは
実現していない様です。


成田と、福岡、松山、那覇、関西、札幌を結ぶ便に
AAのフライトナンバーがつくことになります。

成田での乗り継ぎは必ずしも
便利とは言えなかったわけですが、
選択肢が増えるのは良いことかと。

とはいえ、アメリカとの航空交渉がまとまれば、
羽田のネットワークも活かせるようになるわけですから、
なんとかうまく決着できないですかね。

2014年10月26日日曜日

KLMのMD-11ラストフライト

実は、今もMD-11が旅客便で使われていることを知らなかったのですが、
運航しているKLMも引退とラストフライトを告知しています。

残念ながらラストフライトはチケットが売り切れてしまったようですが
FBのイベント参加でそのチケットがあたるキャンペーンをしています。

http://byebyemd11.klm.com/

私はMD-11に乗ったことは恐らく無いと思います。。
先代のDC-10はJALでグアムに行った時に乗ったのではないかと
記憶しておりますが、、、

なんとなくですが、DC-10、MD-11は格好良いなぁと
思っていたことは覚えています。

2014年10月23日木曜日

ヨーロッパの空の変わり様

ヨーロッパの航空座席供給シェアが10年前と大幅に
変わっているという記事がflightglobal.comに上がっています。

http://www.flightglobal.com/news/articles/analysis-new-model-airlines-lead-europe39s-revolution-404783/

2005年当時は上位から
ルフトハンザ、エールフランス、スカンジナビア航空、BA、ライアンエア、EasyJetでした。

2014年では、
ライアンエア、EasyJet、ルフトハンザ、ターキッシュエアライン、エールフランス、スカンジナビア航空、BAと
勢力図が完全に変わっています。

これまでフライトを利用していなかった層が大幅に増えたことでシェアが変わったのだろうと
推測していますが、AFはシェアで約半分、SAS、BAは2/3に減っており、
大手が苦戦していることも見て取れます。

また、全体から見たシェアは小さいものの、10年前と比較してシェアを伸ばしているのが
Norwegian、ブエリンク、ペガサス等のLCCで、ヨーロッパの航空業界で伸びているのは
LCCという構図が見えます。

DL, AZ, KL, AZがヨーロッパの発着枠の返上を申し出

デルタ、エールフランス、KLM、アリタリアの
大西洋線の共同事業について、EUから
パリ、アムステルダム、ローマとニューヨーク間の
価格が高止まりしているとツッコミが入った模様で
アムステルダム、ニューヨークと、ローマの枠を
返上すると提案をしているようです。

http://www.reuters.com/article/2014/10/21/us-eu-airlines-antitrust-idUSKCN0IA0Y020141021

また、このような話は過去にあり、
2010年にはワンワールドのBA、AA、IBに対して、
2013年にはスターアライアンスのLH、UA、ACに対しても
あったようです。

2014年10月22日水曜日

オーストラリアエアラインのビジネスクラスの戦い

オーストラリアでは、カンタスとヴァージン・オーストラリアが
ビジネスクラスのシートで熱い戦いをしているようです。

カンタスが新ビジネスクラスのシートを発表した後、
ヴァージンも新しいシートを発表しました。

http://www.dailytelegraph.com.au/travel/travel-advice/seat-wars-how-qantas-and-virgin-australias-new-business-class-designs-compare/story-fnjjv795-1227069477181?nk=1fb98cf19148fc3589e553744dfc48cc

ヘリボーン式のビジネスクラスで、
座席数を大幅に増やし、エコノミーを減らすようです。

一方、カンタスも先日新しいビジネスクラスの
実機を公表しているようです。

http://www.smh.com.au/executive-style/business-travel/high-flyer/first-look-at-qantass-new-business-class-seat-20141021-119lia.html

こちらはスタッガード式。
カンタスによれば、離着陸を含めてリクライニングが
可能なのは世界初だそうです。

オーストラリアの大陸横断線にまず投入されるようですが、
シドニー-パース間は4~5時間かかるので、
確かにニーズはあるかもしれませんね。

2014年10月21日火曜日

米国内のスカイマイル会員に対するMQD引き上げ

アメリカ国外在住の会員には全く関係のない話ですが、
デルタスカイマイルが、上級会員到達のために必要となる
MQD(メダリオン会員資格取得必要ドル)の引き上げが
通知されています。

http://www.delta.com/content/www/en_US/skymiles/about-skymiles/medallion-program/medallion-qualification-dollars.html

シルバー:$2,500 から $3,000
ゴールド:$5,000 から $6,000
プラチナ:$7,500 から $9,000
ダイヤモンド:$12,500 から $15,000

来年度からはマイルの付与も金額ベースになるので
アメリカに在住の方々は、デルタはやめると言っている方も
いらっしゃるようです。

2014年10月19日日曜日

Delta社長がB747の引退時期を2017年までと明言

http://www.usatoday.com/story/todayinthesky/2014/10/16/delta-ceo-boeing-747s-will-be-retired-by-2017/17350781/

現在16機あるB747について2017年までに退役するとのこと。
これはデルタの大西洋線強化(太平洋線からのシフト)と関連しているようで、
また、来年導入されるA330もB747退役を促進させるということのようです。

B747の後継については、B767-300ERの一部(58機)と合わせて更新を検討していたようで
当初はA350-900, -1000, B787, 現行のA330とリエンジンしたA330と言われていましたが、
9月の段階でA350-900か、B787-9と報道されています。

http://www.flightglobal.com/news/articles/delta-focused-on-a350-900-and-787-9-for-widebody-order-404208/

ヴァージン・アトランティックが787-9をアトランタ線に導入するので、
パートナーのエアラインからその機体に関する情報を得られると
デルタは考えているようです。

その他にも、デルタでは現在運航している757を2018年までに
90機程度まで削減する予定だそうです。
100機以上ある757-200については、737-900ERに、
18機は国際線仕様と同等のインテリアに改修するそうですが、
757,767の後継機を提供できないボーイングは、間違ったことをしていると指摘。

また、717の後継機(座席数115-120)についても737-700では経済的に合わず、
737-800ではオーバーキャパとのことでボンバルディアのCシリーズ、特に
ギヤードターボファンエンジン(GTF)に興味が有るようです。

機体選択に保守的なデルタですから、実物を見ないと判断しないのでしょうけれど。

2014年10月17日金曜日

Virgin Australia、1ドルでTigerairを手に入れる

タイガーエアホールディングスはオーストラリアのLCC、
Tigerair株式の40%を1ドルでヴァージン・オーストラリアに売却したようです。

http://www.smh.com.au/business/aviation/virgin-pays-1-to-take-full-control-of-tigerair-20141017-117g4x.html

ヴァージン・オーストラリアは、3500万ドルで既に60%の株を取得していたのですが、
これで完全に子会社化されます。

タイガーブランドは東南アジア、オセアニアで結構浸透していたイメージが有りましたが、
赤字続きでリストラ中のようですね。

2008年にシドニー-アデレード、メルボルン-シドニー間を利用しましたが、
いわゆる普通のLCCでしたね。
メルボルンの専用ターミナル(もちろん平屋です)でチェックイン時に
手荷物の重さをきっちり量られた思い出があります。

ヴァージン・オーストラリアも、かつてはヴァージン・ブルーという名前で
モノクラスのLCCだった覚えがありますが、今はオーストラリア国内線も
ファーストクラスを設定し、ラウンジも設置。デルタ航空と包括的な提携を通じて
上級会員同士のサービスの相互利用も行うなど、フルサービスキャリアと
言えるまでに変わってきてます。

目を移せばスカイマークが現在苦戦をしていますが、
グリーンシートだけでなく、ファーストクラスの導入など、
国際線でのサービス提供も睨んだ戦略が必要になるのでしょうかね。

UAからOpinion Miles Clubのお誘い

アンケートでポイントを貯めるのは日本でもポピュラーかと
思いますが、一方でアンケートでマイルを直接貯めるという
仕組みはあまりないのではないかと思います。

マイレージプラスから、Opinion Miles Club 登録のメールが
届いたので登録してみました。


どの程度のマイルが貯まるのかはわかりませんが、
物品の購入を伴わなくてもマイレージの有効期限を伸ばす
一つの方法としては有効では無いかと思い、
少しアンケートに答えていこうと思います。

海外の企業ですが、日本語化されていて利用も簡単ですが、
一部の問いかけや、回答の選択肢が英語の直訳であるために
回答しづらいところがあるようです。

そこが改善されれば、尚良さそうな雰囲気です。

10/24追記
自分のメールアカウントにアンケートのメールが来たので
早速アンケートに答えたところ、初回の500マイルと、
2つの追加アンケートで合計65マイルが報酬としてもらえました。
UAのアカウントを確認するとどうやら即座に反映されるようです。

2014年10月15日水曜日

デルタの羽田枠についてハワイアンからも物言い

デルタ航空が持っている2つの羽田発着枠の中で
羽田-シアトル線を季節運行としていることについて
ハワイアン航空もアメリカン航空同様に枠の返上を求めているようです。

アメリカン航空がJFK線の枠を返上した際に、
ハワイアン航空は羽田-コナ線を申請してましたが、
その枠はUAのSFO線に割り振られました。

アメリカン航空はデルタの枠を羽田-LAX線に使うことを既に
運輸省(DOT)に申請していますが、ハワイアン航空はこの枠は
米国の航空会社に提供されるべきと言ってるようです。
http://www.bizjournals.com/pacific/blog/2014/10/hawaiian-airlines-wants-deltas-haneda-traffic.html?full=true

ちなみに、ちなみに、DOTに提出された文書には、
デルタが成田から羽田へ全ての枠が
動かせない限り日米航空協議での譲歩に反対を
とっているために、協議が遅れている。と
非常に強い表現でデルタを批判しています。

2014年10月14日火曜日

Deltaが世界一周特典航空券を廃止へ

正直な話、世界一周特典航空券が必要な方は
大勢いらっしゃるとは思えませんが、
私はこれを目指していただけに衝撃が大きいです。

Delta Ending Round-the-World SkyMiles Tickets
http://thepointsguy.com/2014/10/delta-ending-round-the-world-skymiles-tickets/

Round-the-World Award Tickets will not be issued on or after January 1, 2015.

とあるので、もう今年中に発券できなければ意味がありませんね。
というよりも、これからどこで貯めようか、本気で悩んでしまいます。
すでに貯めてしまった分も含め、どう使うか、、、
来年の新制度でうまく取れることを期待したいですが、、、

2014年10月9日木曜日

アメリカン航空が米国国内線ファーストクラスの食事を復活

日本での国内線では上級クラスで食事が出ますが、
アメリカでは昔はエコノミーでも長距離フライトでは食事が出ておりました。

90年台中頃、NWAでロサンゼルスから
デトロイト経由でワシントンDCに行った時、
朝早い便だったので朝食のマフィンとスクランブルエッグに
デザートでアイスクリームが出たのを
今でも思い出します。

しかし、今はそんなこともなく、デルタはビスケット+ドリンク
ユナイテッドはドリンクしかサービスされません。

このリンクの記事は、以前は2時間以上のフライトでサービスされていた
食事は、2時間45分以上に引き上げられたのですが、
再び2時間半以上のフライトでサービスすることになったというものです。

http://www.msn.com/en-us/money/companies/first-class-meals-return-as-american-unwinds-cuts-on-some-trips/ar-BB8ctb4

機内のエンタメも、WiFiも(エコノミー)と同じ、
食事が差別化を図るものであると。

2012年の夏はATL-LGAでファーストクラスに乗りましたが、
その際はチキンサンドイッチでしたね。(ホットミールではありませんでした。)

2013年夏にはLAX-SFOの朝でしたが、こちらは
バナナにエネルギーバーといった軽いスナック。

いま思えば、結構色々ありますね。

成田から5便拡大

ANAの社長が今後の動きについて発言しています。

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014100800768

成田は北米との接続を考慮するみたいですが、
アジア路線と北米路線を開設するんでしょうか?

ヴァージンアトランティックの成田撤退を受けて、
成田縛りへの対応も気になりますが、
ANAはどう動くんでしょうか。

2014年10月8日水曜日

米系航空会社高級車での空港内移動サービス

アメリカン航空が、キャデラックとタイアップして最上級会員(コンシェルジュ・キー)
の接続がタイトな乗客向けにキャデラックで空港内移動をサービスしています。

http://hub.aa.com/en/nr/pressrelease/american-airlines-cadillac-partner-to-offer-exclusive-benefits-to-customers

同様のサービスは既にデルタでも、ユナイテッドでも行っており、
それぞれポルシェ、メルセデスが使われております。

日本であれば、そもそも空港が小さいので(同じ航空会社で)
乗り継ぎが大変になるケースはあまりないかと思いますが、
例えばデルタの本拠地アトランタの場合、空港が巨大なので
移動もそれは大変になることも想像できます。

(2年ほど前にヒューストンからアトランタ経由でラガーディア
に行ったことがありますが、確かにアトランタの乗換は大変
だった記憶があります。)

なかなか日本ではなさそうなサービスですが、車のPRも兼ねるので
エアラインにとっても、自動車メーカーにとってもいい話なのかもしれませんね。

2014年10月7日火曜日

KLMの忘れ物お届け犬

CNNでもニュースにあげてましたけど、
KLMが機内の忘れ物を持ち主に届けるサービスを
始めたようです。

ビーグル犬が、持ち物の匂いを嗅いで、
持ち主までダッシュしていく様子がアップされています。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35054256.html

自分もカメラを機内でなくしたことがあるのですが、
こうやって届くといいんですけどね。。。

と思ったら、これはイメージ映像なんですね。
やられました。。。

2014年10月5日日曜日

AAが羽田のスロットを要求

10/3で運休したデルタの羽田ーシアトル線の発着枠を
アメリカン航空がロサンゼルス線開設に回す様に
要求をしていると報じられてます。
http://www.bloomberg.com/news/2014-10-03/american-airlines-asks-u-s-for-tokyo-flight-slot-held-by-delta.html

一方のデルタは90日以内(3/29から)にシアトル線を一週間程度運航することで
発着枠の再割り当てに当たらないようにする模様。

昼間の枠はチャーターに転用されていて
北米線の充実はいつになるのでしょうかね、、、

エールフランスも、ルフトハンザも、、、

エールフランスの大規模なストライキのあと、
ルフトハンザのストライキのニュースが飛び込んできました。
LHは既に何度かストライキを行っているようで、AF程
大規模では無いのかもしれません。

欧州のフルサービスキャリアはどこも苦労してる様に見えますね。