2014年12月14日日曜日

デルタの成田ハブの縮小と、シアトルハブの強化

デルタはシアトルのハブ強化を進めていますが、
投資家向けの資料でもはっきりと記載されています。

http://deltaairlines.q4cdn.com/6024a869-3e30-44ac-af46-58823181ddc8.pdf

PDFの20ページ目に太平洋ネットワークのリストラクチャとありますが、
・シアトル経由で西海岸と、アジアの95パーセントを結ぶ。
・太平洋線のキャパシティを6~8%削減。
・日本以外のアジア線直行便を10~15%増強。
・B747からA330, A350の導入で座席供給数を15~20%削減し、
・座席あたり20%コスト縮減。

そして、成田ハブの再編成として
・日本人向けに再調整(ダイヤでしょうか?)
・アジア内路線を5路線に(2009年に12路線)

とあります。

アジア路線は上海、台北、マニラ、バンコク、シンガポールで
ミクロネシア路線としてグアム、サイパン、パラオに就航しています。
2009年当時の路線は記憶があいまいですが、これに加えて
北京、ソウル、プサン、香港であったことを考えると
さらに3路線絞るのでしょうか。

シアトルから直行できる上海、台北と、レジャー路線のパラオでしょうか。
成田に整備拠点を設けている一方で
戦略は完全に日本から離れつつあるようです。

一方でデルタは成田、JFK路線のアピールをYoutubeでしています。

https://www.youtube.com/watch?v=096E9H52e24&list=UUjSrVD08nsyPDCNRjqSV7yA

日本人の利用者が増えない限り、ハブ機能の強化もなさそうですね。

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