2014年10月17日金曜日

Virgin Australia、1ドルでTigerairを手に入れる

タイガーエアホールディングスはオーストラリアのLCC、
Tigerair株式の40%を1ドルでヴァージン・オーストラリアに売却したようです。

http://www.smh.com.au/business/aviation/virgin-pays-1-to-take-full-control-of-tigerair-20141017-117g4x.html

ヴァージン・オーストラリアは、3500万ドルで既に60%の株を取得していたのですが、
これで完全に子会社化されます。

タイガーブランドは東南アジア、オセアニアで結構浸透していたイメージが有りましたが、
赤字続きでリストラ中のようですね。

2008年にシドニー-アデレード、メルボルン-シドニー間を利用しましたが、
いわゆる普通のLCCでしたね。
メルボルンの専用ターミナル(もちろん平屋です)でチェックイン時に
手荷物の重さをきっちり量られた思い出があります。

ヴァージン・オーストラリアも、かつてはヴァージン・ブルーという名前で
モノクラスのLCCだった覚えがありますが、今はオーストラリア国内線も
ファーストクラスを設定し、ラウンジも設置。デルタ航空と包括的な提携を通じて
上級会員同士のサービスの相互利用も行うなど、フルサービスキャリアと
言えるまでに変わってきてます。

目を移せばスカイマークが現在苦戦をしていますが、
グリーンシートだけでなく、ファーストクラスの導入など、
国際線でのサービス提供も睨んだ戦略が必要になるのでしょうかね。

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