2014年10月19日日曜日

Delta社長がB747の引退時期を2017年までと明言

http://www.usatoday.com/story/todayinthesky/2014/10/16/delta-ceo-boeing-747s-will-be-retired-by-2017/17350781/

現在16機あるB747について2017年までに退役するとのこと。
これはデルタの大西洋線強化(太平洋線からのシフト)と関連しているようで、
また、来年導入されるA330もB747退役を促進させるということのようです。

B747の後継については、B767-300ERの一部(58機)と合わせて更新を検討していたようで
当初はA350-900, -1000, B787, 現行のA330とリエンジンしたA330と言われていましたが、
9月の段階でA350-900か、B787-9と報道されています。

http://www.flightglobal.com/news/articles/delta-focused-on-a350-900-and-787-9-for-widebody-order-404208/

ヴァージン・アトランティックが787-9をアトランタ線に導入するので、
パートナーのエアラインからその機体に関する情報を得られると
デルタは考えているようです。

その他にも、デルタでは現在運航している757を2018年までに
90機程度まで削減する予定だそうです。
100機以上ある757-200については、737-900ERに、
18機は国際線仕様と同等のインテリアに改修するそうですが、
757,767の後継機を提供できないボーイングは、間違ったことをしていると指摘。

また、717の後継機(座席数115-120)についても737-700では経済的に合わず、
737-800ではオーバーキャパとのことでボンバルディアのCシリーズ、特に
ギヤードターボファンエンジン(GTF)に興味が有るようです。

機体選択に保守的なデルタですから、実物を見ないと判断しないのでしょうけれど。

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