2019年6月13日木曜日

スカイマイルの使い方

デルタのスカイマイルはいろいろな改悪を経て
あまり評判のよくないプログラムという立ち位置かと思いますが、
それでも使い方を工夫すれば楽しめるのではないかと思います。

1.セール時以外はデルタ航空便の特典航空券を発券しない
これはとても不思議に感じるかもしれませんが、
デルタ航空の特典航空券は、空席や需要に応じてダイナミックに必要マイル数が
変動するシステムを導入しています。
太平洋路線ではそのためか、特典航空券発券にかなりのマイルが必要となり、
例えば日本からヨーロッパに行く特典航空券の必要マイル数と比較しても
非常に多くのマイルが必要となる事が多いです。
日本欧州のビジネスクラス片道は8万マイルですが、
日本米国のビジネスクラス片道は以前公表されていたチャートによれば7万マイル~17.5万マイル必要です。
(これももう現在は公表されていないので、ベースラインがわからないという問題もあります。)
出典:https://onemileatatime.com/delta-2015-skymiles-award-chart/

とはいっても、デルタ航空で使えないわけではありません。
デルタ航空が実施しているFlash Saleで、
特典航空券に必要なマイルを割り引くことがあります。
それを狙うことで、消費するマイル数を抑えられます。
私は米国国内線を片道5,000マイルで発券できるFlash Sale中に
シカゴ、ラガーディア線を発券しました。その後、上級会員特典の無制限アップグレードにも
あたり、ファーストクラスでの移動となったのでとても有効な利用方法であったと思います。

しかし、このセールは前もって判明するというよりはゲリラ的に開催されるので
運良く使うことができればラッキーといったところでしょうか。
海外の情報サイトではこれらの情報が取り上げられるのでチェックしておくのはよいと思います。

2.スカイチーム、提携航空会社の特典航空券として発券する
また、スカイマイルでは、提携航空会社の特典航空券を発券する場合
自社便と比較してより多くのマイルが必要となるように修正もしています。
出典:https://viewfromthewing.boardingarea.com/2017/04/21/revealed-new-hidden-skymiles-pricing-chart-delta-partner-saver-awards/

ただし、デルタ航空便の最低ラインの特典航空券はほとんど現実的に入手できない現在、パートナーのエアラインで発券するのは有効な手段だと思います。

個人的にはスカイマイルでの特典航空券利用は3回で、
・2013年に成田インチョン間のKEビジネスを往復3万マイル
・2015年にパリ羽田間のAFビジネスを片道8万マイル
・2017年5月に羽田シドニー(上海経由)のMUビジネス、メルボルン上海のMU、上海成田のDLビジネスを片道6.5万マイル、往復13万マイル
経験が多いとはいえませんがどれも満足のいくサービスでした。特に中国東方国空の中豪間はフルフラットシート、パジャマ支給等サービス面でもよかったと記憶しています。
一部デルタ便が入ってますが、このときは往復で必要マイル数が変わらなかったのでこれを選んだ記憶があります。(今は上海成田線もなくなり、寂しくなりましたね。)
マイルが失効しないので、ゆっくり貯めてから使えるというのはメリットともいえると思います。

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